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編入学制度

編入生の受け入れ体制と実績

知能情報工学科では,毎年約7名の優秀な編入生を,全国の高専や短大・大学等から受け入れています.

編入学以前に取得した単位の認定をはじめ,編入後に一日も早く大学生活に慣れるよう十分なサポート体制を取っています.

また,卒業後には更に上を目指して大学院へ進学する編入生も多く,本人の努力次第で技術者としての資質を十分に伸ばせる環境が整えられています.

先輩たちからのメッセージ

編入学後のサポート

知能情報工学科では,編入学した学生に対して,単位の認定等のサポートを行うほか,担当指導教員を割り当て,就学上の全般的なアドバイスをはじめ,大学生活での相談等を行っています.
これらを通して,編入生は新しい環境に慣れ,授業や演習などにも積極的に参加するなど学習意欲の高い大学生活を送っています.

主な編入生出身校(学科)

宇部工業高等専門学校(制御情報工学科),大島商船高等専門学校(情報工学科),香川高等専門学校(情報工学科・電気情報工学科),鹿児島工業高等専門学校(情報工学科),北九州工業高等専門学校(電子制御工学科),熊本高等専門学校(制御情報システム工学科),久留米工業高等専門学校(制御情報工学科),高知工業高等専門学校(電気情報工学科),徳山工業高等専門学校(情報電子学科),松江工業高等専門学校(情報工学科)

編入学した先輩たちからのメッセージ

松江高専情報工学科 2007年3月卒
千葉 拓己

高専とは違う学校に行くことで視野が広がった気がします。高専は5年と専攻科が2年で、7年も同じ所にいることになるので違う環境に身を置くことができて良い経験になりました。
一人暮らしは家事全般をやるのは大変だし面倒ですが楽しいです。知能の雰囲気はとても良く特に編入組はみんな仲が良いです。
大学は高専とは違うところも結構あるので編入してみることをお勧めします。

松江高専情報工学科 2007年3月卒
井上 真友美

九工大に編入してよかったと思うことは、他大学に比べ、編入生が多いので編入生同士の絆のとても深いということです。また編入生を受け入れる体制もしっかりできているので、学生生活にも早く慣れ、学部生の友達もたくさんできました。入学する前は不安でいっぱいでしたが、今は本当に楽しい学生生活を送っています。

北九州高専制御情報工学科 2007年3月卒
宇津巻 彰

高専から大学へ進学して良かった点は、今までよりもさらに視野が広がったことが一番に感じます。知能の編入生同士ではすぐ仲良くなれたし、日を追うごとに他の人達とも仲良くなれました。授業内容としては、知能の授業は高専時代と比べて実用的なものばかりなので、正直言って面白いです。
また、短い大学生活の中で何か趣味が持てたらと思い、ジャグリングサークル「ピルエット」に入部し、現在でも積極的に参加・交流を行い、毎日が充実しています。勉強にしても生活にしても、高専時代では知らなかったこと、出来なかったことを様々に体験し、自分が成長しているという実感が持てて、この大学に入って良かった思いました。
どの学科にしようか迷ってる人は是非知能情報工学科をお薦めします。
あと、サークルには絶対入ったほうがいいと思います。

詫間電波高専情報工学科 2007年3月卒
石川 卓

一人暮しという点はきついですが、高専とは違う大学の雰囲気というものを学べています。まだ研究室の配属はきまっていませんが、興味ある研究室が多々あり研究室の配属が楽しみです。

有明高専電子情報工学科 2007年3月卒
角口 文隆

高専時代にはやりたい科目が少なかったのでここにきて、やってみたかった科目が結構あったので良かったと思う。

宇部高専制御情報工学科 2006年卒
梶本 翔太

大学には他県からたくさんの学生が集まってくるので、いまよりももっと友達ができると思います。学業の方もレベルの高い知能情報工学科で、充実した内容が学べます。

詫間電波高専情報工学科 2006年卒
田中 康裕

九工大は高専となんとなく近い雰囲気があるので過ごしやすいです。
就職もそこまで不自由することはないので大学編入を考えてる人は是非おいでください。

宇部高専電気工学科 2006年卒
駄阿 一正

進学して良かった点は,高専という狭い範囲では体験できなかったようなことがいろいろと経験できること,編入生同士で集まることが多くいろいろな高専の友人が作れることです.
知能の雰囲気ですが,大学というところはできる人とできない人の差が高専以上にはっきりと現れます.かく言う自分もできない人の部類なので今になって「高専のときにもっと勉強していれば」と思っているわけですけど.プログラミングならドンと来いって人は大船に乗った気持ちで入学できると思います.
進学する場合,知能は院の推薦試験が4月の頭という早い時期にあるので,3年の後期末が終わればすぐ試験対策ということになります.筆記試験とTOEICの点数で合否を判断するので,今のうちにTOEICの勉強をしておくと少し楽になるかもしれません.

熊本電波高専情報工学科 2006年卒
森本 正太郎

高専とは違う「大学」という雰囲気を体験できたのは貴重な事でした.大学に進学して最もよかったと思うことは, 自由な時間を多く取れるようになったことで, そこが高専と大学の一番の違いだと思います.その時間を有効なものにできるかどうかは自分次第ですが, それによって大学での生活がより充実したものになるのは間違いないと思います. 知能は単位や時間割の関係などもあり, 割と自由な時間が取り易いのではないでしょうか.また, 編入生同士はすぐに仲良くなれますし, その他にもサークルや授業を通して新しい友人を作ることもできるので,交友関係は非常に充実したものになるのではないかと思います.
学業面においては, 高専で学んできたこと以外の新しい事を学ぶことができました. 基本的にソフトウェアに関する授業が多いですが,知能という学科らしい人工知能に関する科目が幾つかあり, 内容も大変興味深いものでした.卒業研究を高専の時に一度やりましたが, 大学の4年でもう一度しなくてはいけません.多少大変ですが, 自分の力を伸ばすいい機会がまた経験できるのだと割り切って頑張っています.
キャンパスの場所が多少田舎なので, 遊ぶところが少ないのが難点ですが, 車持ちの友人がいると遠出もできますし,公共交通機関を使っても何とかならないことはないです.
せっかく大学に進学するのでしたら, 勉学はもちろん大切ですが, それ以外のことに多少力を入れてみるといい経験になると思います.

詫間電波高専情報工学科 2006年卒
野口 真揮

僕は編入試験過去問を見て、この大学に決めました。専門に自信があり、かつ大学に進学したいと考えている人は受験してみてはいかがでしょうか。

鹿児島高専情報工学科 2006年卒
岩室 美鈴

高専と大学はかなり雰囲気が異なるので最初は戸惑いましたが、高専で過ごしている時よりもたくさんの人と出会い、多くの経験ができたことは自分にとって本当にいい経験になったかと思います。
大学では、やろうと思えば本当にたくさんのことに挑戦できます。
大学で高専とは違う学生生活をぜひ楽しんでください。

北九州高専制御情報工学科 2006年卒
花咲 旭
高専では、プログラミングについてはあまり深く勉強習わなかったけど、大学では様々なプログラミングについて学ぶことができた。 また、友人関係も3年からの編入でもすぐにみんなと仲良くなることができた。高専で習ったことだけでなく、それ以上のことも学びたいと思っている人は編入すべきと思う。

熊本電波高専情報通信工学科 2006年卒
芦村 杏子

九工大の良いところを大きく3点上げます。

・就職に強い
知能は、就職する時に推薦がもらえて、その企業の数も多いです。
九工大の技術に一目置いている企業も多く、私が内定を頂いた会社もそうでした。これからもたくさんの後輩を連れて来て下さいと言われたほどです。

・いろんな社会勉強ができる
九工大には、ベンチャー企業へのインターンシップが出来たり、企業の人の貴重な講演が聞けたり、などのいろんな社会勉強が出来る機会が設けてあります。九工大を卒業された先輩も優秀な方が多いので、サークルや部活などのつながりがあれば、ステキな出会いがたくさんあると思います。
私も実際に、たくさんの講演を聞きにいったり、高専の先輩に会って人生の価値観が変わりました。貴重な経験です。

・編入生の絆は強い
九工大は、他の大学に比べて編入生の数が多いと思います。1学科10~15人くらいいます。編入生同士は絆が強く、みんなで固まって授業を受けたり、遊んだり、文化祭で出店をしたりしました。他の学科の編入生とも仲が良く、いつも遊んでいます。また、九工大は寮がないので、一人暮らしの人が多いです。一人暮らし同士、仲良く協力し合って楽しく暮らしています。

九工大に来て、レベルの高い技術と、いろんな人との出会いが私を大きく成長させました。この大学に編入して本当に良かったです。

沼津高専制御情報工学科 2003年卒
横山 元紀

九工大は編入生が多いので,入学してからすぐ友達ができます.
また,サークルに入ったり,研究室に配属されれば,編入生以外の友達がたくさんできるので,とても楽しい学生生活が過ごせると思います.

有明高専電子情報工学科 1999年卒
林 豊洋

進学して良かった点は,研究室に配属される4年生からは,高専とはひと味違う大学生活が味わえることが良い点でしょうか.研究室では毎日が卒業研究の時間となるので,自分で物事を考える時間が多く取れます.
日頃の生活は,興味のある講義を受ける,サークル活動を楽しむ,夜は友達と遊ぶという,よくある生活パターンでした.講義や実験は真面目に,遊ぶときは遊んでと,切り替えを上手に行うのが楽しい生活を送るポイントなのではと思います.
知能の学生は社交的な人が多いと思います.編入したての頃は編入生で固まりがちでしたが,すぐに多くの友人ができて,非常に良かったと記憶しています.
九工大には多くの求人が来るので,就職は本当に有利であると思います.また,情報工学部と名前が付いている通り,計算機やネットワークの設備が非常に恵まれていると思います.

有明高専電子情報工学科 1997年卒
小田 謙太郎

私が大学に進学してよかったと最初に思うのは、幅広い友人に出会えたことです。大学で知り合った友人には、大手メーカの開発者や SE、同期の編入生の中には、私と同様に大学で助教、九工大発ベン チャー企業の役員もいます。向上心がありキャリアを積みたいと考 えている高専生は、是非大学編入をおすすめいたします。九工大で も知能情報工学科は、基礎から応用までソフトウェアを極めたい人 にはうってつけの学科だと思います。高専でまじめに勉強してきた 高専生であれば、大学での勉強がそれほど難しいということはない かと思います。自信をもって編入試験にチャレンジしてみてください。

徳山高専情報電子工学科 1990年卒
國近 秀信

本学科へ編入することにより,高度な知識はもちろん,より多くの人脈とより広い視野を得ることができます.特に本学科は最先端の設備を備え,人工知能に関連した研究をハードウェアからソフトウェアに至るまで幅広くおこなっており,皆さんがこれまでに学んでこられた知識を十分に活用できるフィールドが用意されているといえます.「最先端」という言葉から,講義についていけないのではないかとためらいを感じる方もいらっしゃるかもしれませんが,補講や指導教員制度などがありますので心配いりません.実際に私も,編入後,博士前期・後期課程と進学し博士号を取得することができました.本学の准教授となった現在も継続して「コンピュータを利用した知的学習支援システム」に関する研究をおこなっています.情報系以外の学科に在籍されている方の中には,本学科に編入しても講義についていけなくなるのではないかとご心配の方もいらっしゃるかもしれませんが,これまでにもプログラミングの経験がほとんどない方の編入・卒業の実績がありますので,やる気さえあれば十分についていくことができます.本学科へ編入し,ともに最先端の研究をしていきましょう.

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